祭礼

湖北地域

米原曳山まつり

米原曳山まつりは、滋賀県米原市に所在する湯谷神社の祭礼で行われる曳山で演じられる狂言子供歌舞伎が行われるまつり。米原の曳山まつりは鎮守湯谷神社の祭礼に長浜の曳山祭を見習って、江戸時代の後半期に始まったと言われています。「改訂近江国坂田郡志」第4巻の湯谷神社の項には「明和7年(1770年)、3輛の曳山を造り、祝日に児童をして狂言を演ぜしむ」と記述してあり、現在は各曳山を所有している山組から選ばれる小学1年生から6年生の男の子たちが曳山の上で演じる子ども歌舞伎が曳山祭の醍醐味で、厳しい稽古を受けた子どもたちの華やかな姿と名演技は、多くの人々を魅了しています。
湖東地域

祇園神社祭礼(滋賀)

祇園神社祭礼は、滋賀県愛知郡愛荘町愛知川に所在する祇園神社の祭礼。祇園神社は、愛知川にかかる橋の守護神として、勧請されています。神社には現在も「橋神」と鋳込まれた湯釜があり、祭礼にはその湯釜を使って湯立神楽が奉納されます。夜には祇園納涼祭花火大会が開催されます。
兵庫県の祭り

日吉神社 大祭(加西市)

日吉神社大祭は、兵庫県加西市に所在する日吉神社で行われる秋祭り。七社立合い神事として知られ毎年10月スポーツの日の前日に行われる。祭礼当日各所より6基(以前は7基)の神輿が巡行。御旅所での神事に引き続き、昼過ぎより本社へと宮入をする。明治時代までは、神輿全てを本殿の中に奉安するを宮入と称したが、現在は拝殿に奉安している。神輿の荒々しい動きが、お産の陣痛を表すところから、安産の宮としても広く知られ、神輿の揺さぶりは、陣痛だけでなく豊に実った稲穂が風に揺れた様をも表しており、五穀豊穣に感謝する祭礼でもある。全神輿総練りの後、各神輿に椎の枝葉でくるんだ御供が稚児達によってお供えされる。
兵庫県の祭り

事代主神社 水かけ祭り

事代主神社水かけ祭りは、兵庫県淡路市に所在する事代主神社の豊漁祈願の祭礼。明治初期から続く伝統行事で、地元の船大工が地域の繁栄を願い、同神社にみこしを奉納したのが始まりとされます。御輿は道端から勢いよく浴びせられる水をくぐり抜け、最後には海へそのまま飛び込みます。
大阪府の祭り

岸和田だんじり祭 10月祭礼

岸和田だんじり祭 10月祭礼は、大阪府岸和田市の山手の岸和田市内46町で同日に行われる祭礼。岸和田市内46町が6つのエリアに別れてだんじり曳行する。9月祭礼同様に広い道路を勇壮に駆けまわり「やりまわし」はもちろんのこと、のどかな田園風景になじんで、独自の秋祭りとしての伝統的祭礼など、個性豊かなだんじりが、市内山手側の各町内を勇ましく駆け回るだんじり祭り。
大阪府の祭り

岸和田だんじり祭(岸和田地区・春木地区)

岸和田だんじり祭は、大阪府岸和田市で行われる祭。岸和田市北西部、岸和田城下およびその周辺(旧市と呼ばれる地域)で毎年9月に行われる。重さ4トンを超える精緻な彫刻を施しただんじりは定められた曳行路を何周も何周も駆け巡り、主な曲がり角ごとに、「やりまわし」を行い鬼気迫る迫力のある勇姿が見られます。祭りの二日間、その迫力とスピードにおいては岸和田だんじり祭を上回るものはないと思われます。日が沈むと、だんじりに200個余りの提灯が飾り付けられ、ゆっくりと町を練り歩き、昼間とは打って変わった雰囲気を堪能できます。
東近江地域

浅小井祇園まつり(曳山まつり)

浅小井祇園まつり(曳山まつり)は、滋賀県近江八幡市の津島神社の祭礼であり、近江八幡市浅小井町の曳山とイグサの館周辺で行われる曳山祭り。宵山(土曜日)は、神社で松明を奉火し、夏の病除けを祈願する行事が行われ、山鉾巡行。日曜日には、6基の鉾が浅小井町を巡行します。曳山は「日野・水口型」と呼ばれ,下層は囃子方が乗り,上層部は露天で毎年人形を作って飾ります。また,輪は御所車とか,寄木造の曳山本来のものが付けられていますが、保護と曳きやすくするためかゴムタイヤと梶がついた金属製のフレームに載せられています。
大阪市内 南部エリア

住吉大社 夏祭り

住吉祭は、大阪府大阪市住吉区の住吉大社で行われる例大祭を中心とした祭礼(夏越祓神事、神輿渡御祭、荒和大祓神事)。愛染まつり、天神祭と共に大阪三大夏祭りの一つ。大阪三大祭りの最後を飾る祭りで、大阪中をお祓いする清めの意義があり、古来より“おはらい”とも呼ばれている。7月海の日に「神輿洗神事」、7月30日に「宵宮祭」、翌日「夏越祓神事・例大祭」、そして8月1日にはいよいよ、住吉大神の御神霊(おみたま)をお遷した神輿が行列を仕立て、堺の宿院頓宮までお渡りする「神輿渡御」が行われます。
和歌山県の祭り

河内祭り

河内祭は、和歌山県東牟婁郡串本町の古座川と古座川の河口で行われる古座神社、河内神社の例祭。古座川町流域の5地区(古座、古田、高池下部、宇津木、月の瀬)が担い手となって行われてきた伝統祭礼です。河口に位置する古座地区は漁業、山間に位置するその他の地区は山林業や農業を中心としたコミュニティーを形成してきました。この性格が異なる地域が年に一度、共に河内神社(河内様)に集い、それぞれ独自のやり方で祭礼を行うという。祭りの一番の見どころは、絵巻物のように飾り立てた三隻の御船(みふね)と屋形船、櫂伝馬、獅子舞伝馬などからなる船団が川を上ります。
丹後地域 宮津市、京丹後市 与謝郡

伊根祭

伊根祭は、京都府与謝郡伊根町の八坂神社と伊根湾一帯で行われる祭礼である。江戸時代から約300年の歴史を持ち、大漁、五穀豊穣を祈願する。伊根町(亀島四区)に守り継がれる祭り。亀島村、平田村、日出村の3か村が祇園牛頭天王社を八坂神社に勧請した事が起源と言われ、海上安全、大漁、五穀豊穣を祈願して、毎年7月末の土日に行われています。大祭は、別名「海の祇園祭」とも呼ばれ、神楽舞や雅楽の演奏を行います。また、海の上を祭礼船が渡御する姿も圧巻。
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