大阪市内 天王寺・あべの

大阪市内 天王寺・あべの

阿倍王子神社 (夏季氏子大祭)

阿倍王子神社は、大阪府大阪市阿倍野区にある神社で鉦(かね)や太鼓を鳴らして病魔を追い祓い、無病息災を祈願する夏の大祭。阿倍王子神社は、かつては阿倍王子といい熊野神社の分霊社である九十九王子の一つであった。夏祭には、渡御行列があり、かっては神職が馬に乗り、行列は徒歩で一日かけて、阿倍野区内を回っていたのですが自動車が多くなって交通事情の悪化により、現在ではみこし・枕太鼓・だんじりばやしの貨物車など9台が、阿倍野区内をおはらいしながら回るパレードとなりました。
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愛染まつり

愛染祭は、大阪府大阪市天王寺区にある和宗総本山四天王寺の別院・愛染堂勝鬘院、通称「愛染さん」で催される仏教寺院が主催する夏祭り。大阪市指定無形民俗文化財に指定されており、天神祭、住吉祭に並ぶ大阪三大夏祭りの一つ。聖徳太子の「苦しみ、悲しみを抱く人々を救済したい」という大乗仏教のご意向を直々に受け継ぎ、1400年の間続いている無病息災を祈る祭事。夏越しの大祓を兼ねており、初日の6月30日には和宗総本山四天王寺の住職らが出仕する「夏越しの祓え大法要」が多宝塔にて厳修される。江戸時代から愛染まつりは人や商売との縁結びとして知られており、商人や芸妓たちの間では篤く信仰されて来た。祭りの当日は、ちょうど色街の大紋日にあたり、芸妓たちが盛装して駕籠に乗り参詣した。これが「宝恵駕籠(ほえかご)」の起源となり、芸妓や役者たちが競って提灯を奉納した。この奉納提灯は現在ではマスコミ、金融など多くの企業が参加して盛大に行われ、祭りのシンボルとなっている。日本で最初に浴衣を着る祭りとして知られているが、浪速の習わしとして、浪速の「いとさん」たちは、夏のさきがけの愛染まつりの日に浴衣をおろす。愛染まつりが俗に「浴衣まつり」ともいわれる由縁でもある。大阪市指定無形民俗文化財の宝恵駕籠パレードは、紅白の布と愛染かつらの花で飾られた7台の「宝恵駕籠(ほえかご)」に乗せて「愛染さんじゃ、宝恵かご!」とJR天王寺駅前から勝鬘院までを練り歩くパレードで、最終目的地の愛染堂に到着した「宝恵駕籠(ほえかご)」は、本堂の前で高々と「かご上げ」され、一層の盛り上がりを見せ、参拝者は商売繁盛・愛嬌開運・恋愛成就を願って愛染娘さんたちから「花守り」と「笑顔」を受け取る。近年、迷惑行為による近隣住民からの苦情により宝恵駕籠パレード、愛染娘募集、屋台出店は中止されている。
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てんしば 夏祭り 盆踊り

てんしば 盆踊りは、大阪府大阪市天王寺区の天王寺公園エントランスエリア てんしばで行われる盆踊り大会。芝生広場の中央にやぐらが登場し、本格的な盆踊りが楽しめる。初めてでも参加できるよう、踊りの説明をしながら定番の河内音頭や盆踊り曲に合わせて踊れる。
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